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Caging 環境

神経質にならなくても飼える、初心者におススメの爬虫類、としてレオパが挙げられますが、飼うなら出来る限りの事をしてあげたい、と思い、色々調べて実践した結果です。
よってここでは、病気になりにくくする事、事故を極力無くす事を目標に記載しています。

多頭飼い

基本的に個別飼育(1ケージに1匹)をおススメしています。
個別飼育の方が喧嘩、尻尾食い合いなどの事故が無く、餌食いやフンの状態も判るので、体調不良になった時に気付きやすいです。
また、多頭飼いすると、食欲が落ちる子が出てくる、とも言われてます。
・・・とは言いながら、多頭飼いしています。
♀同士なのですが仲良く、別々にしても隙を見て一緒に居るので、本人?達が良いならいいかなぁ・・と。
多頭飼育する場合、その分ケージを広くする必要があります。
目安は、ケージサイズ(30×20×14cm)で1匹のみ。ケージサイズ(60×30×30cm)では3匹まで。
もちろん、小さい頃はもっと多く一緒にしたり、もっと小さいケージでも大丈夫かと思いますが、数ヶ月で買い直すより、元から広い方が良いかと思います。
また、もっと大きいケージでも良いですが、レオパはあまり走り回らないので、無駄に広いスペースが広がるかと思います。
であれば、隠れる場所や、緩い傾斜の流木などを入れてあげた方が喜びます。
他、一緒にする子達のサイズが違いすぎると、いぢめや、餌の対象となります。せめて小さい子のサイズが、大きい子の口に入らないサイズになってから一緒にして下さい。
また、♂♀ペアだけで無く、♀同士でも相性があります。♂同士は基本、喧嘩しますのでNGです。稀に喧嘩しない子達も居るようですが、ほんとに稀です。
一緒にして数日は、喧嘩して無いか、傷が無いか、朝晩確認してあげて下さい。

ケージ

選択肢は、意外に沢山あります。
昆虫用のケースでも、サイズが30×20×14cm以上であれば問題ありませんし、元々熱帯魚や亀が入っていたガラス水槽でも大丈夫。
ガラス水槽の場合、上蓋はメッシュのものに変えてあげましょう。物を落とす心配が無ければ、蓋が無くても良いです。
ただ、中に置いた流木や枝などを踏み台に、レオパが脱走しないよう注意して下さい。
意外に知恵を使って出ようとします。
値段は割高ですが、爬虫類用のケージを最初から購入すると、見た目が良い&楽です。
ビバリア レプロ、エキゾテラ、ケースバイケース、ショップオリジナルなど、色々ありますので見てみて下さい。
幅30~60の物が良いかと思います。
他、自作、オーダーメイドする方も居るようなので、お好みで。

床材

一番のおススメは、ペットシーツです。
しかし割高になるので、次におススメはキッチンペーパー2~3枚重ね。その次が新聞紙、その後が砂(サンド)です。
野生の環境(半砂漠)に近いようにする、また見た目を良くする、というと砂になりますが、CB(歴代人に育てられた子達)の中には、野生では生きられない子も存在します。(砂遊びする姿は可愛いですけどね)
砂の問題点は、誤飲してしまう事。特にベビーの時、砂を食べ過ぎて腸閉塞になり、死んでしまう子が居ます。
元々、本能で砂を食べる習性があるようで、腸閉塞になる子は、野生では淘汰されてしまう子なのかもしれません。しかし、そんな事で気持ちは割り切れるもので無く、床材を変えさえすれば生きていた子を殺してしまうのは辛い事です。
どうしても砂を引きたければ、体重40g以上まで育ち、尻尾がプリンプリンに太くなってから切り替えましょう。
一例として、家の子の場合。やはり砂のレイアウトに憧れて、セミアダルトと、アダルトの子の床材に使ったのですが、見事に食欲が落ちました。
フンを割って見ると、かなりの量の砂を食べていたので、(高かったのに)泣く泣くペットシーツに戻しました。
セミアダルトだった子は、それまで何でも食べる良い子だったのに食が細~くなってしまい、数ヶ月経ってやっと戻ったかな?という感じです。
アダルトだった子は、ペットシーツに戻した時点で、食欲が戻りました。
性格(個性)もあるので一概には言えませんが、リスクを知った上で気をつけて使用して下さい。
どうしても、という方は、爬虫類用の砂が売られていますので、調べてみて下さい。ちなみに、カルシウム云々と書いてある砂は、100%消化吸収される訳では全く無いので、小さい子に使うのは危険です。
砂は、ダニ等の虫が沸く事もあります。
原因として考えられる事は、通気が悪く湿度(水分)が高い、置き餌やフンを取り除いていない、コオロギを中で放し飼いにしている、湿度の高い地域(時期)だから、などなど。 なってしまったら全取替えし、環境を見直して下さい。

温度

ケージ内の、地面すれすれに温度計を設置し、温度を測ります。
良い温度帯は、28~33℃。
必ず25℃以下、35℃以上にはならないよう、気をつけて下さい。
この温度帯内で、ケージ内に温度差をつけるのが良い、とされていますが、温度差無しで30~31℃設定でも問題ありません。
パネルヒーターをケージの半分~4/1に対して引いていれば、自然と温度差はつきますし、保温球等を使用していても、温度差は勝手に出ます。
パネルヒーターは、ケージの底にピッタリとついていないと、効果半減なので、浮く場合は薄い発泡スチロールなどで高さを調節し、ケージに ピッタリつけてあげて下さい。また、砂を厚め(目安:3cm以上)にひいていると、効果が無くなるので、温度計と相談して下さい。

私は現在、「暖突」という、天井につけるパネルヒーターに爬虫類サーモをつけて、一年中放置です。総額はパネルヒーターより高くつきますが、季節や冷暖房を気にせず、調整する事が無いので非常に楽で、愛用しています。
よくレオパは、お腹が暖められないと消化出来ないので、とあるので心配だったのですが、消化不良は1度もありません。暖突で暖められた石にねそべったり、流木の上に登って、自分から暖突に近寄ってるので問題無いかと思います。
保温球(ランプ)も使ってみましたが、高温になりすぎて火事が心配で。
パネルヒーターは、季節によってずらすのが面倒なのと、見ていると暖かいパネルヒーターの上より、寒いけど落ち着く所にずっと居て使ってくれないので止めました。
温度維持について
理想温度は、28~33℃の範囲内。
地域、お家の構造、お部屋の場所などにより、室内温度は全く違いますので、設置した場所で温度を測り、上記範囲内を維持出来るようにしましょう。
限界温度は、20℃以下、35℃以上。
25℃で飼育されている方も居ますが、黒化しようとも飼い主が気にせず、その子が元気であれば良いかと。
しかしクーリングでさえも、20℃以下にはしないよう、強く推奨されています。(餌やり等で一時的に低くなるのは大丈夫そうですが、極力無いようにしています)
寒くなると半冬眠状態となり、食事しなくなって動かなくなり、弱い子はそのまま☆になるそうです。(こればっかりは実験する訳にはいかないので、体験談はありません。もしやってしまったら・・その時に書きます)
35℃以上の場合にどうなるかは知りませんが、多分脱水症状を起こして・・なんでしょうね。何といっても変温動物ですし。こちらも、一時的になってしまったのには耐えられるようですが、極力無くした方が良いです。
私はショップの方に、理想はレオパお迎え数日前に設備を全て整え、設定温度の調整を行った後にお迎えするのが良い、とアドバイスされました。
結局、待てなくて&通うの大変なので設備購入と同日にお迎えしてしまいましたが・・最初の子には、かわいそうな事をしたと後悔しています。
その後、特に病気も無く育っているので良かったですが、あまりオススメは出来ません。
秋~春にかけて
理想温度(28~33℃)をパネルヒーターのみで維持をするのは、難しい所が多いかと思います。
その場合、発泡スチロールや断熱材で囲う、通気口を小さくする、園芸用の簡易ビニール温室カバーをかける、などの対策が必要です。
布をかけるだけでも大分違いますし、棚ごとビニールで覆うと、簡易温室の出来上がり、となります。
それでも最低温度が20℃を切ってしまう場合、保温球(ランプ)or 暖突を設置し、爬虫類サーモをつけましょう。
黒化を防ぎたい人は、28℃を切る時点で、購入を検討した方が良いです。
そのままクーリングさせるなら良いですが、小さい子や、体力の無い子を低温にさらすと病気になりやすくなります。
爬虫類サーモは、設定温度にケージ内温度を維持するよう、保温球(ランプ)or 暖突のONOFFを操作してくれ、昼夜2パターンの温度を設定出来ます・・・私は使ってませんが、お好みで。
(サーモについているセンサーは、必ずレオパの居る高さ(地面すれすれ)に設置して下さいね)
飼育用品の中で一番高い買い物になるかもしれませんが、何年も使えますし、設置してしまえば、パネルヒーターは無くて良いです。
そう考えると、最初から買ってしまった方が、パネルヒーター分、安いかもしれません。

夏の場合
35℃以上で危険、40℃以上になるのは、かなり危険です。
極力、35℃以上にならないように工夫して下さい。
みな、エアコンや扇風機、窓を開ける、などなど工夫をしているようです。
数日、室内温度が40℃以上になったけれども大丈夫だった、とも聞きますが、湿度が低かった、空気の流れがあった、など何かしらの要因があったから大丈夫だったのだと思います。

湿度

レオパは、湿度には神経質にならなくて良いようです。 ウェットシェルターが1つあり、その場所だけ湿度が高ければ、問題ありません。 一応目安として、良い湿度帯は、50~80%。ケージの側面や、上面に水滴がつかない湿度が理想です。
もし、湿度が足りないのが気になるようであれば、ウェットシェルターの下にパネルヒーターを置くと、湿度が上がります。
(ウェットシェルターの水の減りが激しくなるので、空にならないよう注意!) 逆に、ケージ内部の水滴が気になる方は、湿度計をケージ内に入れて確認すると良いです。 湿度計は、陶器のウェットシェルターからなるべく離れた所に設置して確認します。(陶器のウェットシェルター真横だと、90%超えても当たり前なので) 半日以上置いてみた時、50~80%であれば問題なし。水滴は、外気温との温度差から発生しているものと思われます。
80%を超えている場合、ヒーターの熱から、なるべくウェットシェルターを遠ざける、蓋や側面に穴を開けて通気を良くすると良いです。
他、虫かごの上蓋みたいになってて通気が良いのに・・・という場合は、風が通る場所に配置してあげれば問題ありません。

照明

また、レオパにUVランプも、電灯も必要ありません。
黒化する要因となりますので、お部屋の光で十分。日光浴も必要無いと言われてます。
よく、ショップで黒くなっている子を見るのは、陳列棚につけられている蛍光灯。

植物

セッティング

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